「ヴィエリチカ(Wieliczka)岩塩坑」はポーランド南部、古都クラクフの近郊にあります。
世界最古の岩塩坑であり、坑道内の洪水の危険から商業採掘は1996年に中止され、現在は観光地となっています。

1044年に創業、13世紀頃から本格的に稼働したもので、最盛期の14~16世紀には、この岩塩坑によって得られる収入がポーランド王国の財源の3分の1にを占めていました。

このことから、岩塩は「白い金」と呼ばれていたそうです。

1978年にユネスコの世界遺産に登録され、最初に登録された12件のうちのひとつです。

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深さは地下 327 m 、全長は 300 km 以上にも及ぶ巨大な岩塩坑の内部には、9層に別れた大規模な坑道が広がっています。

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見所は鉱山労働者たちの掘った彫刻


この鉱山のいくつかの坑道には坑夫たちが信仰のために岩塩を彫った数多くの彫刻が残されています。
特に聖キンガの礼拝堂と呼ばれる地下101mの空間では、聖書の一場面やレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」をモチーフとしたレリーフを見ることができます。


▼聖キンガの礼拝堂
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ちなみにシャンデリアも塩の結晶で作られています。
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この坑道には彫刻だけでなく礼拝堂までもあります。
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岩塩坑とは言っても、さながらそこは地下の大聖堂が広がっています。
洞窟好きの人も教会好きの人も楽しめること間違いなし。

ポーランドへ旅行する機会があったら、はずすことのできないスポットな気がします!


参考
wikipedia
・世界遺産検定公式ガイド300  初版 p168
世界遺産検定公式ガイド300
世界遺産検定公式ガイド300