青春18きっぷで伊勢市までついた我々は、その日は宿でゆっくりと休み、次の日を丸一日つかって伊勢神宮へ参拝してきました。



・伊勢神宮には、とりあえず外宮と内宮がある!
今回は伊勢神宮の正宮のある外宮と内宮の二つを参拝してきました。

ちなみに広い意味での伊勢神宮とは別宮(べつぐう)、摂社(せっしゃ)、末社(まっしゃ)、所管社(しょかんしゃ)を含めた、合計125の社宮を「神宮」と総称でもあります。


外宮には衣食住の守り神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)が、内宮には皇室の御祖神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)がそれぞれ祀られています。


・伊勢神宮のなりたち
『日本書紀』によると、もともと天照大御神は宮中に祀られていましたが、崇神天皇6年(BC92年)に疫病が流行るなど国内情勢が不安定になると天皇はその原因が天照大御神にあると考えました。

そこで、笠縫邑(かさぬいむら)に移し豊鍬入姫命に祀らせ、その後各地を移動します。

垂仁天皇25年(BC5年)に、倭姫命(やまとひめのみこと)がこれを継ぎ、天照大御神を祀るための土地を求めて大和を出発し、伊賀・近江・美濃と全国各地をまわりました。

伊勢国にたどり着いたとき、「この国に留まりたい」という天照大御神の神託があり、倭姫命は五十鈴川上流の現在地に祠を建てて祀り、磯宮と称したのが現在の内宮のはじまりだとされています。


・外宮ができた理由
天照大御神を祀っている内宮に対して、外宮はお米をはじめ衣食住を守り神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祀っています。

これは雄略天皇22年(西暦478年)、天皇の夢の中に天照大御神が現れ、「自分一人では食事が安らかにできないので、丹波国の等由気大神(とようけのおおかみ)を近くに呼び寄せるように」と神託したので、内宮に近い山田の地に豊受大御神を迎えて祀ったのが始まりです。

 

とまあ、ざっくりしとした伊勢神宮の説明は以上!
▼以下、管理人の旅行記です。
 
伊勢市駅よりすぐのところに宿泊していた管理人達。朝起きるとさっそく外宮へ行くことにしました。
とここで、悲しい事態が発生。

管理人は雨男なので、嫌な予感はしていたのですが、小雨が降っており非常に寒い!
嘆いていても仕方がないのでひたすら外宮への道を進みます。

伊勢市駅のすぐ目の前が外宮への参道となっています。(この写真は次の日の帰る途中で撮影)
伊勢市駅から撮影した下宮参道

下宮参道の提灯
 

伊勢市駅より数分歩くと、外宮に到着。
ちなみに外宮とかいて「げぐう」と読みます。

伊勢神宮の下宮
 

鳥居をくぐると、木々が生い茂った森の中に道がずっと続いていて、大きい鳥居が距離をおいて立っています。

参拝している人々が鳥居をくぐる時に礼をしてからくぐっているのを見て、本当に神聖な場所に来たんだなと実感。
自分たちも、いつのまにか礼をしてから鳥居をくぐるようになっていました。


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外宮の中をずっと歩いて行くと、豊受大御神が祀られている正宮に到着。
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▼鳥居の中での正宮の写真撮影は禁止されています。
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・外宮から内宮へ徒歩で行く
外宮を1時間ほどで周り終わった我々は、今度は内宮へ。
ただし、同じ伊勢神宮を冠しているとはいえ、外宮と内宮の距離は6kmほどであり、結構な距離があります。

外宮のすぐ目の前にあるバス停から、内宮前まで行ける三重交通のバスが出ていますので、多くの観光客はそれを利用しているようです。
ただ、片道430円とわりと高く、金欠の管理人と友人は行きは歩いて行くことにしました。


雨の中、一時間程、歩いていたので正直、全く楽しくなく、ただしんどかっただけでしたw

お金があるのならバスを使うことをおすすめします。

▼あと300mくらいで内宮ってところで撮った写真
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・内宮へ行く前に赤福で休憩
さて、寒くて雨が降っている中、一時間ほど歩いていたため、少し休憩。

来る前に調べた情報によると、内宮の近くには食べ歩きができるようなお店がたくさんあるということを見たので、内宮の鳥居の場所を確認したら、来る途中にお店がたくさんあったところまで戻ってみることに。

すると、内宮の鳥居側からすぐ近くに赤福のお店が! 


そういえば、赤福の本店があると聞いていたので、多分ここだろうと入ってみることに。

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レジでお金を払うと木札と券が渡されます。
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待っているとほうじ茶と赤福が!

お土産で何回かもらって食べたことがあるはずなのに、思っていたよりも遥かにおいしかったです。
上品な甘さで、なめらかな餡子が疲れた体に染み渡ります。

単なる味だけでなく、伊勢で食べるからこそ、さらにおいしく感じるんだなと思いました。
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と、ここで悲しい事実を知ってしまいます。
赤福の本店だと思って入った、このお店。

なんと内宮前支店で、本店は100mくらい先にあることが発覚。

ちゃんと調べなかったことを少し悔やみますが、赤福がおいしかったし、お店の雰囲気も良かったので良しとしましたww


・さあ、いよいよ内宮へ
平日の昼間にも関わらず、内宮はたくさんの観光客が来ていました。
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鳥居をくぐると、五十鈴川にかかる宇治橋となっています。


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宇治橋の上から五十鈴川を撮影。
天気が悪いなあ・・・。
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橋を渡りきって100mくらいあるくと、手水舎があったので手を洗うことに。
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手水舎から少し歩くと五十鈴川のほとりへ降りることができます。
何やら、手を入れている人たちがいるなと思ったら、御手洗場となっており、手を清めているとのことでした。

手水舎ェ・・・。
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内宮のうっそうとした木々の中を進み、別宮などの参拝をすませると、正宮にたどりつきました。

正宮の写真撮影は、この階段の下からまでとなっています。
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内宮はゆっくりと正宮と別宮をまわって一時間くらいで一周しました。


・結論から言おう、行ってめちゃくちゃ良かった!
特に熱心な神道信仰者なわけでもなく、なんとなく軽いノリで伊勢神宮に行ってしまったわけですが、行って良かったです。

というより、日本人は人生で1回は行くべき場所だなと思います。


建物が立派な彫刻があるとか、豪華な装飾がほどこされているとか言うわけではなく、木造建築の簡素な社があるのみです。(知識のある人はその建築技法などが楽しめるのかもしれませんが・・・)

また、「観光」する場所ではなく、「参拝」をする場所であるため、特に説明書きやパンフレットなどもありません。

でも、伊勢神宮の土地の持つ独特の雰囲気や、歴史的な重みのようなものを肌で感じ取れると思います。

伊勢神宮の写真をたくさん撮って、ブログの記事にわかりやすいように載せようと思っていたのですが、参拝しているうちに、そんなものどうでもよくなって来ました←

写真や僕の文章力では1ミリも伊勢神宮の魅力は伝えることができません。


自分は全く宗教を信じていないと思っていたのですが、伊勢神宮の持つ独特の雰囲気というのは日本の文化や伝統に根付いていて、熱心な神道信仰者でなくても感動できるものだと思います。

一緒に参拝した友人が最後にぽつりと言った言葉が「ああ、日本人で良かったなあ。」でした。


(まあ、僕も友人も馬鹿なので影響されやすいってだけかもしれませんがw)

 

ということで、機会があったら、伊勢神宮へ行ってみることをおすすめします!
修学旅行とかで、人に行かされるところではなく、自発的に行くからこそ良さが分かるところな気がするので、行きたいと思ったときが最前のタイミングだと思います。